こんにちは。山本です。
私は8年間婚活をして、34歳で結婚相談所に入会しました。そこからわずか半年で成婚退会。
ところが、結婚生活は3ヶ月で終わりました。
「結婚相談所でスピード婚」と聞くと、婚活がうまくいった成功談に見えるかもしれませんが、私の場合は違います……。
この記事では、8年間の婚活と、結婚相談所でのスピード婚、そして3ヶ月での離婚を経験した私が、後悔したことや、そこから得た教訓について書きます。
8年間の婚活の末に結婚できた!だけど……
26歳のとき、私は長年付き合っていた彼氏と別れ、婚活を始めました。
合コン、街コン、趣味コン、出会い系アプリ、友人の紹介、職場の同僚など、思いつく限りの方法で結婚相手を探しました。
時には職場の社長に、「誰かいい人いないですか〜」なんて冗談混じりに紹介をお願いしたりして。
同僚の間では、広く「婚活女」として認識されていたと思います(笑)
けれど、なかなかうまくいかない。
月日だけが過ぎていくことに焦りを感じて、最後には34歳で結婚相談所に入会しました。
結婚相談所での活動は、私にとってそれほど難しいものではなく、むしろ、「結婚することって、こんなに簡単だったんだ」と思ったくらい、スムーズに進みました。
2ヶ月間、ほぼ毎週末にお見合いをして、7人と仮交際。
その中の一人と真剣交際に進み、約半年の活動で婚約、成婚退会しました。
相談所に入会してから8ヶ月後には入籍。
高いパーソナルジムに通ってダイエットして、結婚式ではウェディングドレスも着ました。
「これで長かった婚活を卒業できた」
そう思って私は安堵していました。
8年間、ずっと追いかけていた「結婚」が、やっと手に入ったんです。
……ところが。
この結婚生活は、うまくいきませんでした。
真剣に交際して、「いい人」と結婚できたと思ったのに。
ただ「結婚」できただけで、幸せな結婚生活を送ることはできなかったんです。
「いい夫」なのに、一緒にいると私は自分らしくいられなかった
私が最初に結婚した夫は、とても穏やかで大人しい人でした。
私とは対照的なタイプです。
話し合いをしても大きな衝突になることはないし、頼み事をしても嫌な顔をしない。
苦手だと言っていた料理も、頼んだら週に2回作ってくれました。
背が高く体はがっしりしていて、お見合いの時のスーツもよく似合っていました。
実家は大きな土地を持つ立派な家でしたが、金銭感覚も普通で、物も大切にする。
時間や約束もきっちり守る。客観的に見ても、「いい夫」だったと思います。
でも、そんな夫といると、私は自分の持ち前の明るさを出せなくなっていきました。
私が何か言うと、夫はいつも、
「いいんじゃない」
「そうだね」
と同調してくれました。
一見すると、優しくて、話し合いがしやすい人ですよね。
でも私は、夫自身の意見を聞くことが、あまりありませんでした。
自然と私が家のルールを決めるようになり、
結婚式のことも私の意見でどんどん決まっていきました。
そうすると、だんだん、
「私ばかりわがままを言っているんじゃないか」
と思うようになったり、
「なんで私ばかり決めなきゃいけないんだろう」
と、判断すること自体に疲れるようになりました。
夫に何かを相談したり、提案したりすることさえ、だんだん億劫になっていったんです。
夕食のときには、一緒にドラマを見るのが習慣でした。
でも夫は、黙々とドラマを見るタイプ。
ドラマを見ながら感想を言ったり、テレビにツッコミを入れたりすることはありません。
夫と二人で黙ってご飯を食べるうちに、私は少しずつ、
「なんかつまらないな」
と思うようになりました。
結婚前は夫のことを、温厚で、話し合いがしやすくて、一緒にいて安心できる人だと感じていたはずなのに。
さらに、結婚して2ヶ月ほど経った頃、初めて二人で高知県へ旅行に行きました。
美味しいものを食べて、綺麗な川でSUPをして。旅行そのものは楽しかったんです。
でも、なぜか「二人で旅行をしている」というより、それぞれの個人旅行に同行しているような感覚がありました。
夫は大好きなお城を見学するときに、自分の分だけチケットを買い、私には「ふもとで待っていていいよ」と言って一人で見学に行きました。
帰り道に立ち寄ったお土産屋さんでも、二人の記念のお土産ではなく、自分のためのお土産をずっと選んでいました。
愚痴のように聞こえるかもしれません。
でも、夫が悪いという話ではないんです。
ただ、こういう小さな「なんか違うな」が、少しずつ積み重なっていきました。
そしていつの間にか、「私はこんな結婚生活がしたかったわけじゃないな」と思うようになったんです。
「いい人」と「一緒に暮らしたい人」は、同じとは限らない
婚活で相手を選ぶとき、私たちは何を見ているんでしょう。
優しい人。
年収が高い人。
家族を大切にする人。
見た目が好みの人。
もちろん、こうした条件は大切です。
私も婚活中は、「どんな人と結婚したいか」を考えていました。
結婚相談所での婚活は、相手を知るために使える時間に限りがあります。
何度か食事に行って、仕事の話をして、趣味の話をして、家族の話をして。
年収や職業、年齢、住んでいる場所などは、プロフィールに書いてあること読んで。
そうやって得られた情報をもとに、「この人と結婚しても大丈夫そうか」判断していきます。
でも当たり前ですが、実際に結婚して一緒に暮らしてみないと分からないことも、たくさんあります。
疲れているときに、相手はどんな態度をとるのか。
自分の意見と相手の意見が食い違ったとき、どうやって折り合いをつけるのか。
お互いの生活リズムが違ったら、どうするのか。
毎週やってくる休日を、二人でどう過ごすのか。
こういうことは、デートを重ねただけでは分かりません。
そして厄介なのが、
婚活中に「いい人」だと思った人と、結婚生活で「一緒に暮らしやすいと感じる人」は、必ずしも同じではないということです。
相手がとても優しい人だったとしても、その優しさが「嫌なことを話し合わない」という形で表れることもある。
仕事を頑張る人だったとしても、その頑張り方が結婚生活では負担になることもあるし、
家族を大切にする人だったとしても、それが自分との家庭より実家を優先するという意味になることもあります。
同じ特徴でも一緒に暮らす相手によって、それが長所にも短所にもなり得るんですよね。
だから私の場合、「この人はいい人か?」だけではなく、「私はこの人と一緒にどんな暮らしをしたいのか?」という視点が大切だったんだと、今、振り返って思います。
婚活のゴールは「結婚」ではない
今、もし私が婚活中の自分に何か伝えるならそれは
「いい人を選んで」とか、
「条件をもっと慎重に見て」とか、
「もっと相手のことを知ってから結婚して」といったことではありません。
「その人と一緒にいると、自分はどんな人になる?」
よく笑うようになる?
言いたいことを言える?
くだらないことで一緒に笑える?
相手の意見を聞きたいと思える?
相手がどんな人なのかを見ることも大切だけれど、その人と一緒にいるときの自分がどんな自分なのかを見ることも、同じくらい大切だ、ということです。
私は最初の結婚ではそれができていませんでした。
そうして、3ヶ月という短い期間で結婚生活は終わりました。
夫、夫の親族、私の親族。
そして結婚を祝ってくれた友人や同僚。いろんな人に申し訳ないことをしたと思っています。
何より、大切な結婚だったのに、
それをおざなりにしてしまって自分に申し訳なかったです。
おざなりにするつもりなんて、なかったんですけど
結果的にそうなってしまいました。
婚活のゴールは、「結婚」ではない。
私は今、そう思っています。
「この人と結婚できるか」だけではなく、「この人と、どんな毎日を過ごしたいか」まで考えてみる。
そうやって、自分の気持ちと向き合っていくことが大切なんだと思います。
私の場合は、それが結婚相談所でスピード婚をして、3ヶ月で離婚したことで得た教訓です。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。
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